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2008/05/18

売上減少に痛手を受けるブルガリ、第1四半期の利益減少

International Herald Tribune

ローマ：　イタリア高級宝飾商のブルガリSpA（Bulgari SpA）は、５月１３日、第1四半期の純利益が４．６％落ち込んだことを発表した。これは、３月の売上の減速と、時計、アクセサリーの需要の減少の影響によるものであるとのことだ。

ローマを拠点とするブルガリの純利益は、2,280万ユーロ（3528万ドル）であり、昨年同時期の2,390万ユーロ（3698万ドル）から落ち込んでいる。

アナリストによれば、ブルガリはここ数ヶ月、他の多くの小売業者と同様、米国市場の消費減退と、日本市場での高級商品売上の減少の影響を受けてきた。日本市場は、宝飾商にとっては唯一で最大の市場である。

ブルガリの報告では、第1四半期の売上は2億3,170万ユーロ（3億5853万ドル）となり、昨年同時期の2億 2,490万ユーロ（3億4801万ドル）から増加している。日本以外のアジア地域からの売上は６．４％上昇したが、米国、イタリアでの売上はそれぞれ８．９％、１４．８％落ち込んだ。

営業利益は、2007年第1四半期の2,590万ユーロ（4,008ドル）から、2,190万ユーロ（3,389万ドル）へと滑り落ちている。

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