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2008/11/14

中国：高まる高級品への購買意欲

DFNI online

中国人旅行者は、海外旅行の際に、高級ブランド製品に平均９００ドルを費やす−ニールセン(Nielsen)レポートによる報告内容だ。

ニールセンがPATA(Pacific Asia Travel Association: 太平洋アジア観光協会)と提携して実施した、最新のニールセン中国海外旅行モニター(Nielsen China Outbound Travel Monitor)によれば、約半数の中国人旅行者が、海外旅行者の際に高級ブランド品を買うとのことだ。さらに、彼らが旅行中に費やす額は平均900ドルであり、購入する商品で最も多いのは、３人に２人が購入する化粧品や香水であり、ファッショングッズや革製品、お土産、菓子類が後に続いた。

彼らが高級品を海外旅行の際に購入する動機としては、７５％の旅行者が、海外では低価格で購入できるためと回答し、６０％が、海外では本物を購入できるためと答えている。豊富な種類が選べることと、商品が整理されていることは、３番目の理由であった。

一方、世界の３８の主要空港において、10,000の旅行者を対象に、調査会社のm1nd-setが実施した定量調査によれば、中国人旅行者の５０％が免税品を購入し、平均９６ドルを消費しており、免税店を利用する旅行者としては、第３位であることがわかった。第１位はロシアであり、平均１０６ドルを消費し、第２位はＵＡＥの１０２ドルであった。

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