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2009/03/03
日本のデパート大手の島屋が、40億円(4,230万ドル)をかけ、2012年、上海に、中国初となる店舗を出店する計画を発表した。日本国内での売上が減少する中、成長を続ける中国の小売市場に参入することを目指す。
島屋は大阪を中心とするデパートであるが、上海の新たな店舗には、8階建てで40,000uの売り場面積を用意し、食品から高級衣類まで、幅広い製品をそろえる計画であるとのことだ。
店舗建設は地域の不動産開発業者であるChina Enterpriseが請け負う予定であり、店舗はビジネスセンターが開発中である、古北(Gubei)エリアの富裕層居住地域に建てられる。
日本第3のデパートである島屋は、中国にさらに店舗を増やす予定であることも発表した。
日本のデパートは、売上の停滞する本国市場を背景に、海外へ展開することで更なる成長を狙っている。
日本のデパート市場は、過去10年間で4/5の大きさに縮小し、2008年は約800億ドルとなった。
島屋はニューヨーク、台北、パリ、シンガポールに店舗を持つ国際的なデパートであるが、今年1月には売上が10.1%落ち込んだ。これは、世界金融危機により、日本が不景気に陥ってから2ヶ月連続の2桁の下落であった。
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