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2011/01/20
『メイド・イン・チャイナ』というフレーズは、これまでヨーロッパの高級ブランドが忌み嫌うフレーズであった。しかし今、専門教育の分野で新たな意味を持とうとしている。
New York Timesによれば、フランスのスキーマ・ビジネス・スクール(Skema Business School)が今年9月から中国の蘇州キャンパスでラグジュアリー・ファッションマネジメント修士が取得できるプログラムを開始する予定である。スキーマ・ビジネス・スクール生徒数ではフランス最大のビジネススクールである。
この1年間のプログラムは、アジアの企業での3か月のインターンを必修としており、フランス流の経営経験と中国のシルクなどの高級素材にかかわる伝統技術が学べるようにデザインされている。
しかし、中国のラグジュアリー市場の重要性を認識しているフランスの大学はスキーマだけではない。パリのHECスクール・オブ・マネジメント(HEC School of Management)は、 フランス・モード研究所や上海の清華大学と提携して2007年3月にフランスで初めてのファッション・ラグジュアリー分野の応用マネジメントプログラムを導入している。
スキーマのラグジュアリー・ファッションのプログラムは英語で進められるようである。一方で、中国語に加え、中国経済システムやアジアのビジネス手法を学ぶクラスが必修となっているという。
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