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2012/02/01
ニューヨークを拠点とする独立系調査会社のLuxury Instituteがアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、日本、中国の(年収15万ドル以上)の富裕層を対象に行った、高級ブランドのブランディングとマーケティングに関する調査をリリースした。
調査によれば高級ブランドを定義づける属性として、上位に挙げられた要素は「優れた品質(73%)」、「クラフトマンシップ(65%)」、「デザイン(54%)」であったという。また、対象者の約半数が、「カスタマーサービス(47%)」を重要な要素としてあげた。特に中国では、このカスタマーサービスによって、ブランドを評価する傾向が強のだという。
さらに、アメリカ、日本、ドイツ、イギリスのような成熟市場の富裕層は、先述の高級ブランドのクライテリアが近年低下していると感じていると調査は述べている。しかし一方で、新興市場中国では、高級ブランドの品質、クラフトマンシップ、デザイン、サービスに対して多くの富裕層が、近年改善を感じているのだという。
高級小売市場が冷え込む中で、より顧客中心の文化を醸成し、顧客ベースを維持・開発することに大手ブランド企業は必要性を感じていると同社はまとめている。
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