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2008/06/02
ニールセン(Nielsen)が新たに行った調査によれば、ロシアの消費者は威信のあるブランドを好む傾向があり、また、免税店はその大きな購入チャネルの1つだとのことだ。
リサーチ・コンサルタント会社のニールセンが新たに行った調査によれば、ロシアの主要都市に住む人々にとって、空港の免税店は、最高級の美容商品を購入する場所として、2番目に利用が多いとのことだ。モスクワ(Moscow)とサンクトペテルブルク(St Petersburg)の、高級美容商品ブランド購入者を対象に行われたこの調査は、最高級の化粧品・スキンケア消費者の主要な購入動機・習慣・意向とともに、それらを購入する場所を明らかにした。
専門美容チェーンは、、最も購買の多い小売チャネルであり、対象者の91%が過去6ヶ月の間に、そこでの買い物をしていた。また、対象者の66%が、美容予算の大部分をそこで費やしていた。一方、免税店は2番目に利用のある購入場所であり、対象者の62%が過去6ヶ月の間に、高級化粧品・スキンケアを免税店で購入していた。また、対象者の20%が、美容予算の大部分をそこで費やしていた。
ニールセン・ロシアのディレクターであるオルガ・ベロヴァ(Olga Belova)氏は言う。「これは、ロシア消費者が高級美容ケア商品の小売チャネルとして、免税店を信頼している現われである。対象者の回答によれば、免税店で購入する高級製品は"間違いない"感じることができるそうだ。」
モスクワとサンクトペテルブルクに浸透している、高級美容ブランドは、シャネル(Chanel), クリニーク(Clinique), クリスチャン・ディオール(Christian Dior), Estee Lauder(エスティ ローダー), ジバンシィ(Givenchy), ランコム(Lancome), イヴ・サン=ローラン(Yves Saint Laurent)であり、シャネル(Chanel), クリニーク(Clinique), クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が最も人気がある。
最高級美容品にかける一月あたり消費は、対象者の33%が1,500ルーブル($63)以下、37%が3,000ルーブル($126.8)以下、30%が3,000ルーブル以上をかけている。サンクトペテルブルクの対象者の一月あたり平均消費は1,000ルーブル ($42.3)で、一方、モスクワでは3,000ルーブルだった。
調査では、訓練されたビューティー・アドバイザーの重要性も強調されており、ベロヴァ氏はこのように言う。「複雑で、革新的で、『科学的』な、最高級商品の数多くの選択肢の中から、自分最も合ったものを選ぶには、個人サービスと専門的サポートが必要だ。」
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