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2010/03/11
ハイパフォーマンススポーツカーとして知られるフェラーリが、自動車業界の電気化の波に乗り、グリーンに塗られたハイブリッドのコンセプトカーをジュネーブモーターショーで発表した。
フェラーリはフィアット傘下のブランドであるが、今後3、4年の間に、同ブランドの一般用車両すべてにハイブリッドバージョンを導入していく計画だという。
同ブランドによれば、このプロジェクトでは、スポーツカーのCO2排出レベルではペナルティを課せられる都市部など、今後更に厳しくなるCO2排出基準を満たすことを目的の1つとしており、ハイブリッド車であればこの基準にも適合出来るのだという。
ポルシェの発表した918スパイダーのコンセプトカーは、100kmあたり約3リッター(78mpg)の燃費を実現した。
一方、インドの自動車メーカー、タタモータースも低価格市場での電気化を押し出して、超低価格車ナノの電気自動車を用意している。 同社は今後、すべての関連市場に電気自動車を導入していく予定だという。
3月1日、フォルクスワーゲンは2018年までに電気自動車において優位な立場を築く計画の概要を明らかにした。 また、ダイムラーは、中国のバッテリー・自動車製造会社のBYDと技術提携し、中国で新たな電気自動車を共同開発することを発表した。
同氏は、KERS(F1車に採用されたが今シーズンは廃止された運動エネルギー回生システム)が来シーズンは復活されることを望んでいると述べた。
「これはF1の未来であり、我々は今後この方針で進めていく」と、同氏は語った。
また、フェラーリの今年の売れ行きは、記録的であった2008年から売上が5%落ち込んだ2009年と同様の結果におさまっているようである。 同氏はフィアット、クライスラーのCEOであるセルジオ・マルキオーネ氏を「信頼している」という。
モンテゼモロ氏は「我々が最優先で整備・改革しなければいけない」のは赤字を出し続けているアルファロメオだと考えている。
フィアットは2012年に、アルファロメオを米国に導入する計画だという。
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