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2009/09/01
8月27日、イギリス酒造メーカー大手、ディアジオ(Diageo)のCEO、ポール・ウォルシュ氏が、シャンパン・コニャックハウスのモエ・ヘネシー(Moet Hennessy)の66%の株式購入に興味があることを表明した。
今年始め、ディアジオがモエ・ヘネシーを100%子会社にするために、オーナーであるLVMHから、66%の株式を約100億ユーロで購入することを試みたとの報道が流れた。 しかし、LVMHは、この売買交渉の存在を否定していた。
「もし、66%の株式を取得できるのであれば、興味がある。 適正な価格でなら、そう、興味深い。」と、ウォルシュ氏は、ディアジオの年次報告記者会見で述べた。
ディアジオと、LVMHグループの関係は20年以上前にさかのぼる。 現在、ディアジオは、世界で最も売れているシャンパン・コニャックブランドを有する同グループの、34%の株式を保有している。 また、世界の地域によっては、両社は、販売経路を共有したりもしている。
多くのアナリストが、今回の取引は、戦略的にも非常に理にかなっていると見ているが、LVMH会長のベルナール・アルノー氏が快く売却に応じるのか、ディアジオが100%保有のために本当に大金を支払うかが、疑問視されている。
ディアジオの株価は、8月27日時点で、4.2%下落の654-1/2ペンスであった。 これまでに、同社は、今期の利益成長の見通しを下方修正し、回復の見込みは早くとも2010年であることを発表していた。
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