このページでは、ブランド別に関連する記事を紹介しています。
2009/07/22
これから出てくるファッショニスタ(ファッション業界関係者)は、皆がランニングをしたり、ジーンズを試着したり、新しいサングラスを買うたびに一儲けしている人々である。
もし、スカートの丈が株式市場の浮き沈みを表すとすると、しばらくの間は長いスカートになることが、多くの経済指標から予測されている。
2009/05/15
これまでにない回復力
ルイヴィトン(Louis Vuitton)とエルメス(Hermès)の、上位2社は、回復を見せた、とLuxury Institute(米国の富裕層調査会社)のチーフエグゼクティブであるMilton Pedraza氏は述べる。 両者がうまくいっているのは、ブランドポジショニングだけでなく、慎重なビジネス戦略にも理由があるという。 「ルイヴィトンと、エルメス(の経営陣)は、小売流通から、価格設定までの全プロセスを、完全にコントロールしている」と彼は言う。
2009/03/02
the International Herald Tribune
かつて、10年ほど前までは、ミラノは米国人旅行客で溢れかえっていた。ドル高リラ安、そしてその後は、導入されたばかりのユーロに対して優位を誇っていたドルを背景に、イタリアの高級品は、彼らにとってバーゲンセールであった。トッズ(TOD'S)やグッチ(Gucci)のショッピングバッグを持って、外国語をしゃべりながら、我が物顔で歩いていた。
しかし、今やミラノの高級ショッピング街で、米国人を見つけることは難しくなってしまった ― ニューヨークの雑誌編集者や買い物客の集まる、年4回のファッションショーを除いては。2003年から始まったドル安と、つい最近の金融危機を背景に、ドルは存在感をほとんどなくしてしまった。また、同様に衰えが顕著なのは日本人である。彼らはかつて、世界とプラダショップを一気に征服してしまう勢いだった。
2009/01/26
近年、日本市場は世界の約25%を消費し、米国やヨーロッパに匹敵していると言われている。日本の人口が、約1億2,500万人である一方、米国の人口は約3億人であり、日本人は米国人に比べ2倍以上の高級品を消費していることになる。驚くべきは、20歳以上の日本人女性の半分がルイヴィトン(Louis Vuitton)ハンドバックを所有し、東京では94%以上の20代女性が最低1つのルイヴィトンハンドバックを持っているという調査結果もある。これだけ人気の高級ブランドではあるが、その多くはこれまでヨーロッパでその地位を確立してきた、LVMH、スウォッチ(Swatch)、エルメス(Hermes)などに代表される巨大高級ブランドグループに属している。ではそれら巨大高級ブランドグループはとは、どのようなものなのだろうか?
最大級の高級ブランドグループは、多くの高級カテゴリー、たとえば、アパレル、ジュエリー、時計、ハンドバッグ、靴、ワインやリキュールに渡ったブランドのポートフォリオを用意している。記事下の表は、主要な高級ブランドグループの製品展開を示している。
2008/05/14
富とファッションといえば、お決まりの名前があがってくるだろう。ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)、そして多分、ベネトン(Benetton)も。
アマンシオ・オルテガ(Amancio Ortega)氏はどうだろう?彼の名前を聞いたことがないだろうか?当たり前かもしれない。口コミが全てのこの業界の頂点に君臨しているにも関わらず、オルテガ氏はマスコミに前では話をしない。そして、彼の経営する世界的なファッション会社で巨万の富を築いたにも関わらず、彼は滅多にネクタイをつけず、いつもジーンズ姿だ。