このページでは、ブランド別に関連する記事を紹介しています。
2010/02/16
カルティエ、ベントレー、パテック・フィリップなどが、中国の新興富裕層の間で最もポピュラーな高級ブランドだということが明らかになった。
中国人富裕層は、カルティエ(Cartier)やパテック・フィリップ(Patek Philippe)の時計、米国旅行やベントレー(Bentley)が好きであることがHurun magazineの調査で分かった。 また、飛行機のファーストクラスやタバコに関しては、国内ブランドに人気があることも明らかになった。
2009/10/12
広告主のWEB化の流れに乗じ、新しい顧客を獲得するため、高級ライフスタイルマガジン追補版としてオンライン版の 『How To Spend It』を立ち上げた。
『Howtospendit.com』は、スイスの時計メーカーのロレックス(ROLEX)や、LVMHグループのクリュグ(Krug)シャンパン、ハリーウィンストン・ダイヤモンド(Harry Winston Diamond)、その他の高級ブランドがスポンサーとなり、10月3日に立ち上げられた。 英ピアソン社が運営するファイナンシャル・タイムズによれば、立ち上げに必要な費用は、これらのスポンサーが全て賄っているという。
2009/08/19
スウォッチ・グループ(Swatch Group Ltd.)は、今月、小売注文の増加と、今年前半期の期待以上の業績を報告した。 これにより、世界の高級品市場に対する期待が高まっている。
スウォッチ・グループは、世界最大の販売量を誇る時計メーカーであり、それほど高額でないスウォッチ(Swatch)時計から、高級ブランドとして知られているブレゲ(Breguet)まで、さまざまなブランドを傘下においている。 同社によれば、売上は、昨年の29.7億スイスフラン(約2,606億円)から17%落ち込み、24.8億フラン(約2,176億円)となった。 一方、総利益は、昨年の4億1,800万フランから、28%減り、3億100フランであった。
2009/06/25
高級ブランドと言えば、真っ先にあがるものの1つが高級ブランド時計ではないだろうか。 実際、日本人の多くが高級時計に強い興味を示し、何十万もする時計を所有している。 ある消費者アンケート調査の結果では、関心がある海外高級ブランドの中で「時計」がトップとなっているものもある。 また、Googleにおいて、『高級ブランド』とともに検索される製品名は、『時計』がもっとも多いとのことである。
市場を見ても、日本には高級ブランド時計が溢れている。 日本のウォッチ(腕時計)市場は、2007年時点で6,259億円(矢野経済研究所調べ)であるが、その8割、つまり約5,000億円を、インポートウォッチが占めているという。 あらゆる海外ブランドの時計が、小売店やオンラインで購入でき、ロレックス、オメガ、タグホイヤーなど、人気の海外高級時計が、時計専門店以外の、量販店、中古ブランド販売店でも数多く並ぶことを考えれば、その数字にも納得できる。
2009/06/07
一般的に、高級ブランドに関する定量データは、他の消費材などに比べ数少ない。 高級ブランドは、もともと、限られた消費者、いわゆる富裕層をターゲットとしており、一般消費者に比べデータが集めにくく、また、定量調査が一般消費材ほど重要ではないというのがその理由だろう。 高級ブランドの市場調査においては、しばしば、特定の潜在顧客を対象に、フォーカスグループインタビューや、デプスインタビューといった、定性調査手法が用いられる。
しかし、一方で、定量データは、市場の全体感や、各要素の位置づけを把握するのに、非常に有用である。 これは、高級ブランド市場においても同様である。 たとえば、今月、矢野経済研究所が、昨年の輸入高級製品の市場は、10%縮小し、1兆640億円となったと報告している。 化粧品の市場規模が約2兆円なので、その半分であると考えると、何となく直感で把握できる。
2009/05/15
これまでにない回復力
ルイヴィトン(Louis Vuitton)とエルメス(Hermès)の、上位2社は、回復を見せた、とLuxury Institute(米国の富裕層調査会社)のチーフエグゼクティブであるMilton Pedraza氏は述べる。 両者がうまくいっているのは、ブランドポジショニングだけでなく、慎重なビジネス戦略にも理由があるという。 「ルイヴィトンと、エルメス(の経営陣)は、小売流通から、価格設定までの全プロセスを、完全にコントロールしている」と彼は言う。
2009/05/14
不景気の中にあっても、幾つかのブランドは、その価値を保ち続けている
景気がどん底の状態ではあるが、高級市場は、それほど悪い状態ではないようだ。 ルイヴィトン(Louis Vuitton)、エルメス(Hermès)、シャネル(Chanel)など、高級市場では名だたるビッグブランドは、景気による多少の影響はあるものの、これまでと変わらず成功を続けている。 4月29日に発表された、ミルワードブラウン・ブランドZによる『最も力のあるブランド―トップ100』(Millward Brown BrandZ ranking of the Top 100 Most Powerful Brands)が、それを明らかにした。
2009/02/06
シンガポール ― ブランドコンサルティング企業のInterbrandが実施した最新の高級業界調査によれば、ルイヴィトン(Louis Vuitton)、グッチ(Gucci)、シャネル(Chanel)を含むトップブランドは、現状の世界恐慌による先行き不安にもかかわらず、長期的にブランド構築を行っていく構えを続けていくつもりであるとのことだ。
「つい最近まで、高級ブランドは、経済低迷においても安定していると思われていた。しかし、今日、世界不況が深刻になるにつれて、全ての業界が影響を受けていることがわかった。」と、InterbrandのチーフエグゼクティブのJez Frampton氏は述べた。