ラックス・リサーチ・ジャパン > 市場調査・マーケティングのためライブラリ
このページでは、ラグジュアリー市場・富裕層マーケティングに関わる情報を中心に、市場調査・マーケティングに役立つ情報を紹介しております。
2009/05/22
これまで、資生堂はデパートで売られる高級ブランド、日本のP&Gと言われる花王は、石けんやシャンプーのファミリーブランドであると認知されてきた。 カネボウは、高級ドラッグストアや、ローエンドのデパートで売られていた。
「今では、『まずまずの高級』なブランドがドラッグストアに現れ、『中程度』のブランドはコンビニで手に入ります」と白井氏は言う。 「お金にそれほど余裕のない若者は高級ブランドから遠ざかり、ドラッグストアの製品を買い始めています。 そのため、高級ブランドは、新たな顧客セグメントを探さなければならなくなってきました。 これにより、高級化粧品メーカーの中には、これまで以上の高級市場を目指すところがあらわれました。」
2009/05/21
日本人の22%が65歳以上であり、スキンケア産業にとって、年配顧客は収益性の高い市場である
美肌は日本人誰もの憧れであり、中高年の富裕顧客は、美容のためならば驚くほどの価格を支払う。 資生堂によると、2万円以上のスキンケア製品の販売は、昨年24%の成長を見せた。 中には『超高級』と呼ばれる、10万円もるものまである。 たとえば、資生堂の40g入りクレド・ポー・ボーテのシネルジック・クリームや、競合であるカネボウのトワニーセンチュリーセルリズムは共に12万6,000円で販売されている。 比較的安めであるコーセーの45g入りのコスメデコルテAQクリームも、9万4,500円で販売されている。
2008/06/02
ニールセン(Nielsen)が新たに行った調査によれば、ロシアの消費者は威信のあるブランドを好む傾向があり、また、免税店はその大きな購入チャネルの1つだとのことだ。
リサーチ・コンサルタント会社のニールセンが新たに行った調査によれば、ロシアの主要都市に住む人々にとって、空港の免税店は、最高級の美容商品を購入する場所として、2番目に利用が多いとのことだ。モスクワ(Moscow)とサンクトペテルブルク(St Petersburg)の、高級美容商品ブランド購入者を対象に行われたこの調査は、最高級の化粧品・スキンケア消費者の主要な購入動機・習慣・意向とともに、それらを購入する場所を明らかにした。
2008/08/28
東京 - 不景気とは何だろう?日本の経済が減速を見せる中、化粧業界は、少量で数千ドル(数十万円)もするファイスクリームを厚塗りをする女性に新たな成長分野を見出している。
メディアから「勝ち組」と呼ばれる彼女達の全体数は、まだ少ない。しかし、低迷する世界第2位の経済にあって、彼女達は、高級クリームの売上を大きく拡大させてきた。