このページでは、ブランド別に関連する記事を紹介しています。
2010/04/24
中国では、エルメスやヴェルサーチなどの多数のデザイナーズブランドの品質の悪さに批判が起こっている。
中国・浙江の南東部の検査官が、中国外で作られたデザイナーズブランドについて大きな問題があると公表した。
2010/02/16
カルティエ、ベントレー、パテック・フィリップなどが、中国の新興富裕層の間で最もポピュラーな高級ブランドだということが明らかになった。
中国人富裕層は、カルティエ(Cartier)やパテック・フィリップ(Patek Philippe)の時計、米国旅行やベントレー(Bentley)が好きであることがHurun magazineの調査で分かった。 また、飛行機のファーストクラスやタバコに関しては、国内ブランドに人気があることも明らかになった。
2009/09/24
ビジネスウィーク誌(BusinessWeek)と、ブランドコンサルティング会社であるインターブランド社(Interbrand)が、2009年世界ブランドランキング(Best Global Brands)を発表した。
今年は、9年間のランキングの中で、初めて上位100ブランド全体のブランド価値が減少した。 減少は、4.6%、金額にして55,472米国ドルであった。
2009/06/28
中国は、今後数年で、世界最大の高級ブランド市場になると見込まれているが、製品によっては顧客の心をつかむために、まだまだ文化的な面で超えなければいけない壁があると、高級ブランドのエグゼクティブ達は課題を感じているようだ。
シャンパンハウスのテタンジェ社(Taittinger)は、中国で高級スパークリングワインを造ることは可能であるものの、まだそれを十分に受け入れる市場がないと述べている。 一方、ランボルギーニ(Lamborghini)は、中国の富裕層は、スポーツカーを乗り回すよりも、お抱え運転手を雇う文化があるために、自社製品を広めることは難しいと述べている。
2009/06/25
高級ブランドと言えば、真っ先にあがるものの1つが高級ブランド時計ではないだろうか。 実際、日本人の多くが高級時計に強い興味を示し、何十万もする時計を所有している。 ある消費者アンケート調査の結果では、関心がある海外高級ブランドの中で「時計」がトップとなっているものもある。 また、Googleにおいて、『高級ブランド』とともに検索される製品名は、『時計』がもっとも多いとのことである。
市場を見ても、日本には高級ブランド時計が溢れている。 日本のウォッチ(腕時計)市場は、2007年時点で6,259億円(矢野経済研究所調べ)であるが、その8割、つまり約5,000億円を、インポートウォッチが占めているという。 あらゆる海外ブランドの時計が、小売店やオンラインで購入でき、ロレックス、オメガ、タグホイヤーなど、人気の海外高級時計が、時計専門店以外の、量販店、中古ブランド販売店でも数多く並ぶことを考えれば、その数字にも納得できる。
2009/06/23
地域により、見通しはさまざまである。 ロシアや中東は、消費低迷に揺らぐ見通しである一方、中国は、今年成長する数少ない新興市場になりそうである。
「この四半期に、市場が回復することを期待しています」と、Ramesh Prabhakar氏は言う。彼は、中東の高級ブランド流通大手である、ドバイRivoli グループ のマネージングパートナーである。
2009/06/22
米国のブランド企業や小売業が回復の兆しを見せてはいるが、高額ブランド企業、特に、車や時計など高額品を扱う企業は、少なくともあと2年は痛みに備える必要があるだろう。
店舗出店を遅らせ、広告費用を削りながら、現金の確保と経費削減に全力を尽くしていると、高級ブランド企業のエグゼクティブ達は、今月開催されたロイター・ラグジュアリー・サミットにおいて、口をそろえて述べた。
2009/06/09
流行好きな日本のOLやサラリーマンのランチ風景から、ルイヴィトン(Louis Vuitton)のハンドバッグやシャネル(Chanel)のジャケットが消え、ザラ(Zara)の洋服やギャップ(GAP)のジーンズに変わりつつある。 かつて、高級ブランド最大の市場であった日本は、今、それらブランド企業にとって悩みの種になっている。
コンサルタント会社のマッキンゼーによる、日本の高級製品市場に関するレポートによれば、この不況により日本の高級品消費は減少し、この消費傾向は長期化の様相を強めているという。
2009/06/02
不況の影響を受けて、中古品やレンタル品にシフトする、ブランド愛好者
高級ブランド製品は、これまで不況知らずであった。 しかし、今はそれどころではないようだ。 高級ブランドが一般化してから数年、高級ブランド顧客は、向こう見ずにお金を浪費する余裕が無くなってしまった。 2009年上期のブランド品の世界売上は15%〜20%の減少が見込まれており、アジアの主要市場である日本でも、10%の落ち込みが予測されている。
2009/05/18
フランス高級ブランドグループのエルメス(Hermes)が、今月、第1四半期の業績を発表した。 中国、韓国など、アジアでの革製品の需要が堅調であり、売上は、3.2%増加し、4億2,840万ユーロ(約570億円)を達成したとのことだ。
日本を除くアジアでの、1月から3月の売上は、前年比25.7%増の9,940万ユーロであったとのことだ。 エルメスは、言わずとも知れた、ケリー(Kelly)や、バーキン(Birkin)のハンドバッグメーカーとして有名である。 このアジアでの好況により、ヨーロッパと日本の売上の落ち込みが相殺されたかたちだ。 売上の落ち込みは、ヨーロッパでは5.6%減、日本では対ユーロ円高の影響を割り引いても19.3%減であった。
2009/05/15
これまでにない回復力
ルイヴィトン(Louis Vuitton)とエルメス(Hermès)の、上位2社は、回復を見せた、とLuxury Institute(米国の富裕層調査会社)のチーフエグゼクティブであるMilton Pedraza氏は述べる。 両者がうまくいっているのは、ブランドポジショニングだけでなく、慎重なビジネス戦略にも理由があるという。 「ルイヴィトンと、エルメス(の経営陣)は、小売流通から、価格設定までの全プロセスを、完全にコントロールしている」と彼は言う。
2009/05/14
不景気の中にあっても、幾つかのブランドは、その価値を保ち続けている
景気がどん底の状態ではあるが、高級市場は、それほど悪い状態ではないようだ。 ルイヴィトン(Louis Vuitton)、エルメス(Hermès)、シャネル(Chanel)など、高級市場では名だたるビッグブランドは、景気による多少の影響はあるものの、これまでと変わらず成功を続けている。 4月29日に発表された、ミルワードブラウン・ブランドZによる『最も力のあるブランド―トップ100』(Millward Brown BrandZ ranking of the Top 100 Most Powerful Brands)が、それを明らかにした。
2009/03/23
世界経済の低迷にかかわらず、フランス高級メーカーのエルメス(Hermes)は、2008年の利益が増加したと発表した。
アナリストの予測を上回る2億9,000万ユーロ(3億9,500万ドル、2億7,300万ポンド)の利益を生み出し、配当を増やしたことで、パリ証券取引所での株価は3.1%増加した。
2009/02/06
シンガポール ― ブランドコンサルティング企業のInterbrandが実施した最新の高級業界調査によれば、ルイヴィトン(Louis Vuitton)、グッチ(Gucci)、シャネル(Chanel)を含むトップブランドは、現状の世界恐慌による先行き不安にもかかわらず、長期的にブランド構築を行っていく構えを続けていくつもりであるとのことだ。
「つい最近まで、高級ブランドは、経済低迷においても安定していると思われていた。しかし、今日、世界不況が深刻になるにつれて、全ての業界が影響を受けていることがわかった。」と、InterbrandのチーフエグゼクティブのJez Frampton氏は述べた。
2009/01/26
近年、日本市場は世界の約25%を消費し、米国やヨーロッパに匹敵していると言われている。日本の人口が、約1億2,500万人である一方、米国の人口は約3億人であり、日本人は米国人に比べ2倍以上の高級品を消費していることになる。驚くべきは、20歳以上の日本人女性の半分がルイヴィトン(Louis Vuitton)ハンドバックを所有し、東京では94%以上の20代女性が最低1つのルイヴィトンハンドバックを持っているという調査結果もある。これだけ人気の高級ブランドではあるが、その多くはこれまでヨーロッパでその地位を確立してきた、LVMH、スウォッチ(Swatch)、エルメス(Hermes)などに代表される巨大高級ブランドグループに属している。ではそれら巨大高級ブランドグループはとは、どのようなものなのだろうか?
最大級の高級ブランドグループは、多くの高級カテゴリー、たとえば、アパレル、ジュエリー、時計、ハンドバッグ、靴、ワインやリキュールに渡ったブランドのポートフォリオを用意している。記事下の表は、主要な高級ブランドグループの製品展開を示している。
2009/01/03
ベイン&カンパニーの高級品調査第7版によれば、世界の高級品市場の成長は、年末に大きく減速し、2009年は過去6年ではじめての景気後退に向かうが、「ニューラグジュアリー」として今後上向く傾向にあるだろうと長期的には楽観的な予測がなされている。
ニューヨーク(2008/10/29) ― 高級品市場は、これまで景気変動の影響を受けることは無いと見られていたが、今回の世界的景気減速の影響を受け始めており、2009年には、不景気に突入する。これは、ベイン&カンパニーの高級品世界市場研究(Bain & Company's Luxury Goods Worldwide Market Study)第7版の調査結果によるものである。しかし、一方、今後5年の富裕層による高級品消費は上昇傾向にあり、ブラジル、ロシア、中国、インドなどの新興市場での+20%〜+35%程度の上昇に加え、全市場での個人資産の増加や、世界GDP成長、世界的な旅行者の増加などが予測されている。これらの傾向により、世界高級市場長期予測調査では、楽観的な見通しがなされている。
2008/12/30
ルイヴィトン(Louis Vuitton)は、世界最大の高級ブランド企業、LVMHに属しているが、2002年、東京・表参道にルイヴィトンの巨大店舗ができた時、何百もの人が列を作った。さらに、初日の売上は、100万ドルを超えた。これは、日本人が明らかに高級品に対して貪欲であったこと象徴しているというよりも、高級品に対する購買意欲が減退していることを示していた。日本市場は、長らく高級品の売れ行きがもっとも良い市場であったが、ここのところ勢いは衰えてきている。多くのブランドは、過去5年間横ばいであったが、今年の売上は劇的に落ち込んだ。エルメス(Hermes)、グッチ(Gucci)、ティファニー(Tiffany)、シャネル(Chanel)、カルティエ(Cartier)は危機的な状況だ。LVMHの日本での売上は、今年前半期で、6%落ち込んだ。今年は、LVMHが1978年に日本に進出して以来、初めての業績悪化になるかもしれない。
2008/11/20
バーバリー(Burberry)は、高級消費の急激な落ち込みの影響を受けた中では、最も遅いブランドだ。11月18日、バーバリーの売上が不況の影響を受けたと報じられた。
チェック模様で有名なバーバリーは、昨年9月から、特に米国での取引が悪化したと述べている。
2008/07/01
パリ法廷は、ウェブサイト上で偽造品をオークションにかけ、ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)とその他フランス高級ブランドグループに損害を与えたことで、eBayに5,100万ユーロ(8,000万ドル)を支払わせるかどうかを、7月1日に裁定することになっている。
LVMHグループのハンドバッグ・旅行カバンセクションのルイ・ヴィトン・マルティエ(Louis Vuitton Malletier)と、クリスチャン・ディオール・クチュール(Christian Dior Couture)は、オークション主催者側の「怠慢」として、それぞれ、2,000万ユーロと1,700万ユーロの支払いを求めている。
2008/04/29
高所得層を相手にしている小売業は、これまで不景気に対してあまり心配をすることはなかった。歴史的に見て、それは、おおよそ正しかった。
「直接お店に行かなくても十分」と、フロリダ州タンパに住む彼女は言う。彼女はここ数ヶ月、 neimanmarcus.comやsaks.comのようなウェブサイトで、グッチ(Gucci)のスカートやマイケル コース(Michael Kors)のハンドバッグに5,000ドルを費やした。
2008/04/23
カルティエ(Cartier)のネックレス、ピアジェ(Piaget)の時計などの売上が伸び、世界最大の宝飾メーカーであるリシュモン(Compagnie Financiere Richemont SA)の第4四半期売上成長が加速した。
ジュネーヴを本拠地に置く、リシュモンが4月23日に発表した年間実績によれば、3月31日までの過去3ヶ月で、売上は11%上昇し、10億8千万ユーロ(17億ドル)に達したとのことだ。